気象予報士試験攻略情報

実技試験の難易度は年々上がっている?

トレ太郎

結論と理由

難易度は年々上がってる(はず)

①年を追うごとに対策はレベルアップ

②なのに合格率毎年ほぼ一定

③つまり、問題難しくしてる&合格基準を調整して合格率を維持している

④実技は周りの受験者との勝負

⑤使えるものは使わないと勝てない

受験者レベルは必ず上がっていく

受験者のレベルは年を追うごとに必ず上がって行きます。理由はこう。

→年を追うごとに過去問が増える

→試験の対策研究材料が増える

→試験対策のレベルが上がる(塾や参考書のアップデート)

→受験生全体のレベルが昔に比べ上がる

合格率は毎年ほぼ一定

合格率は毎年だいたい5%程度を推移しています。

受験者のレベルは上がっていっているのに不思議だなと思っていました。

難問化&合格基準調整

これらを可能にする理由は2点あると考えます。

年々難しくなっている

実技の過去問をさかのぼって解いたことがある方、年々難しくなっているのを肌で感じていませんか?

僕は「昔の問題はほんとに基本的な事問われててうらやましいな!」と思いました。

塾や参考書で過去問の対策がなされて、それも年々アップデートされていくと、基本的な問題なんてみんな解けるようになっちゃいますよね。

そしたら「出来た人皆合格させればいいじゃん!」って思いますが、現実はそうではないみたいです。

合格率がほぼ一定なのがそれを示しています。

合格基準の調整

さらに、合格率をほぼ一定にさせられる要因が「実技試験の合格基準の調整」です。

実技試験の合格基準は満点の70%以上とされていますが、センターのお知らせには「 ただし、難易度により調整する場合があります」と記載があるんです。(実際の写真入れる)

合格基準は合格発表の際に公表されます。事実毎年変動しています。

(グラフ入れたい)(合格発表の際に合わせて実技の合格基準の%が発表されます。)

合格率5%程を上げたり下げたりしたくないから、そうなるように答案用紙が出てきた後に実技の合格基準を調整操作しているということ。

実技試験は周りとの勝負

学科試験(一般・専門)は基準点を上回れるかどうかが全てです。

一方、実技試験は単純な点数試験ではありません。

調整が入るので、もし簡単な問題で満点の70%以上を取れる人が多数いた場合はその年の基準点は上がるでしょう。

つまるところ、周りの受験生よりも高得点を取ってその年の上位5%程に入らなければならないと考えた方がよさそうです。

使えるものは使おう

考察した通り、過去問の研究攻略は時間がたてば経つほど進歩していくので、その恩恵を受けている人に恩恵を受けていない人が勝つのは年々困難になっていくでしょう。

参考書は大体みんな最新のものを使っているので差は生まれないでしょうが、塾の解法や解説の精度は試験回数が増えていくたびに研究サンプルが増えどんどんレベルが上がっていきます。

ですので、、、学ぶことそのものが好きで目的である方は良いと思いますが、短期合格を目指している方は、周りの人に勝つために最先端の攻略の恩恵を受けることはマストだと思っています。

これが僕が実技試験に関しては通信講座を強くオススメする理由です。

短期合格を目指すなら、苦しみたくないなら学科試験も絶対通信講座をオススメします。

ABOUT ME
気象予報士試験攻略太郎
気象予報士試験攻略太郎
気象予報士試験応援隊隊長
2児の父(5歳と3歳)・サラリーマン・30代・気象予報士
記事URLをコピーしました