【合格しよう】合格までのロードマップと辛い時のマインドセット

合格までのロードマップ
気象予報士試験の合格はどれくらい大変なのか?
何をどれくらいやればいいのか? をご説明します。
登山でも山の高さやルートを調べてから出発しますよね?
STEP1 生活スタイルを作ろう!
気象予報士試験は沢山の時間を捻出して勉強しなければなりません。
ガツっと机に向き合って時間が取れる方はもうそれを続けられればOK。
でも、なかなか毎日まとまった時間は取れないですよね?
時間を作りにくい人ほど、まずは勉強の習慣化だけを目指すことをオススメします。
例えば、朝10分早く起きて勉強。通勤時間のYouTube視聴を10分減らして講義動画を見る。昼休みに10分勉強。など毎日の決まった時間に少しづつ勉強をするのがいいです。
『習慣化』する事が最初の目的なので嫌になりそうだったり調子が悪い日は、勉強時間を一旦少なくしてもいいです。
そして10分を15分にと少しづつ勉強時間を増やしていけばスキマ時間も合格に欠かせない大きな勉強時間になっていきます。
STEP2 一般知識に合格しよう!
学科試験(一般知識)の特徴
まずは学科試験(一般知識)の合格を目指して勉強をスタートしましょう。
この試験には科目が8つありますが、特に力を入れるべき得点源があります。
それは「気象業務法その他の気象業務に関する法規」です。
法規は毎回全出題数15題のうち4題程出題され、他の科目よりも多いんです。
さらに法規の特徴は「暗記のみ」で対策できる科目です。
1題も落としてはいけないくらいの気持ちで取り組みましょう!
スキマ時間での勉強法
学科試験は通勤などの隙間時間での勉強に非常に相性が良いです。
▶︎理由
①立ちながらでも手元のスマホや本で十分勉強できる
②必ず定期的に時間を取れ、記憶の定着につながる
▶︎やること
その1
テキストや動画講義教材を見て知識を得る
その2
選択問題を解く
その3
間違えた問題の復習
これを各科目ごとにできれば隙間時間で十分に実力を高めることができます!
隙間時間勉強の効率化アイテム
僕は週5日往復4時間の電車通勤(座れない)をしていました。
勉強を始める前は退屈で苦痛で仕方なかったのですが、勉強を始めてからは貴重な時間に変えることができました。
そんな通勤時間に勉強しまくって合格した僕が、ほんとに試行錯誤して実際に活用したアイテムを共有します。
・オンライン講義動画
・テキスト
・赤下敷、暗記カード
・気象予報士試験対策アプリ
STEP3 専門知識に合格しよう!
●学科試験(専門知識)の特徴
専門知識は毎回 題ほど出題される計算問題がキモで、最初はとっつきにくいかもしれませんが、ぜひ習得したいところです。
合格ラインは11/15題なので「計算問題は捨てても…」と一瞬頭をよぎりますが、受かる人は満点を取りに行った末合格ラインに入りますので、頑張りましょう!
●計算問題の攻略方法
ちなみに、この専門知識も暗記ものが多いので、スキマ時間の有効活用は欠かせません!毎日コツコツやりましょう。
学科試験(一般知識・専門専門)に合格すると1年間の免除制度があるため、この先の最大の難関「実技試験」を勉強する上で凄まじく大きなアドバンテージになります。
ぜひ、まずは学科試験(一般知識・専門知識)をしっかり勉強しましょう!
STEP4 実技をゆっくり解こう!
実技試験の過去問に初めて取り組んで驚くと思います。
「絶対に制限時間に間に合わない」と。
大丈夫です。それ、合格者の全員が必ず通って来たルートです。
僕も、答案を書くスピードを早めたり、計算スピードを無理に早めたり…してみましたが全く意味がありませんでした。
じゃあどこの時間を短くするのか?
結論から言うと「問題を見てから答案を出すまでの無駄な思考を減らすこと」です。
一朝一夕ではなかなか難しいですが、解けなかった問題をしっかりと理解して次に出た時に間違えない、ということを繰り返して積み重ねていくと無駄な思考が排除されていきます。
だから、オススメは過去問演習を始める時は制限時間は全く気にしないことです。むしろ時間を気にしすぎて、しっかりと問題と向き合わない方が遠回りになります。
時間を気にせずしっかり解けるようになっていくと、問題を解くスピードは必ず勝手に上がっていきます。
絶対に大丈夫です。
根気よく過去問演習を行いましょう。
STEP5 ケアレスミスをなくそう!
ここまできたら制限時間には自然と間に合うようになって来ます。
ですが、時間に間に合うだけではまだ合格には足りません。
最後です。最後に立ちはだかるのがケアレスミスです。「本番では集中しているからこんなミスしないだろう」とケアレスミスをケアレスミスだと思っているうちはまだ合格出来ません。
ミスがどういう種類のミスだったか徹底的に分析して、回数が多いミスの対策方法を考えて普段からミスしないように取り組むことです。
ケアレスミスは1発で半年間の努力が本当に無駄になる最も恐ろしいミスです。
僕が実際に頻発し対策したケアレスミスランキングはこちら。
勉強が辛い時のマインドセット
「気象予報士試験は難しいんじゃない!大変なんだ!」
ここでは実際に僕が受験中辛くなった時に、寄りどころにしていた考え方や視点を紹介しようと思います。
試験勉強が辛くなった時に見に来てみてくださいね。
勉強の進捗を人と比べない
SNSを見ていると「過去問で何点取れた!」「学科免除された!」など他の人を羨ましいと思う投稿が必ず出てきます。
これを見ると「自分も早く受かりたい!」「みんな頭いいなぁ!」と思って焦ったり落ち込んだりします。僕は何度も思いました。
人の投稿を見てやる気が出ると言う点ではいいかもしれませんが、注意が必要です。
それは、人と勉強の進捗を比べて焦って勉強が雑になったり、落ち込んでモチベーションが下がってしまうことです。
勉強が雑になると…
勉強が雑になると、学科試験の絶対に習得しておかないといけない部分を疎かにして、他の科目に手を出してみたりします。
気象予報士試験は、内容を深く理解できていない人を振り落とす引っ掛け問題のようなものも出てきます。
焦って勉強した結果遠回りになることがあるので、周りの人と比べてではなく自分がちゃんと理解出来ているかという指標で、一歩づつ着実に進めていきましょう。
他の人とは環境や状況が違う
他の人は自分よりも勉強を始めたのが早かっただけかもしれませんし、アナウンサーになるために人生全振りしてる方かもしれません。
人によって1日に勉強できる時間も違いますから、勉強の進捗は比べないほうがいいです。
着実に実力を付けていけば、どんどん自分のいる位置が合格圏内に近づいていきますから大丈夫です。
僕は…
事実、僕はSNSで気象予報士試験アカウントを作って発信したり見たりしていましたが、途中からスパッと辞めました。
それからというもの、余計なことに頭を使う時間が減って、より勉強に集中出来るようになった気がします。
他の人と比べ過ぎていませんか?
毎日少しでも成長してる事が大事
「いや〜今日は忙しくて10分しか勉強出来なかったな…」
「過去問解いたら前回解いた時より点数下がったよ…」
こんなネガティブになる時ありませんか?
僕は沢山ありました。
僕はこういう時は「少しでも成長出来てるからヨシ!」とするようにしていました。
●10分でも昨日よりは知識が増えて前に進んでいる
●過去問の点数は前回より下がったけど、自分がよく間違えるポイントが明確になった
勉強を少しでも出来ていれば必ず合格に向かって前進しているはずです。
それを毎日コツコツ続けてていれば必ず合格に辿り着くと信じていました。
息抜きしよう
継続することが最も大事
気象予報士試験は根性で合格できる!と思っているので、結局勉強を継続出来れば勝ちです。
継続しようという時に助けになった言葉が「嫌にならないようにしよう」です。
用はあまりにも根詰めてほんとに勉強が嫌になってしまったらダメということです。
頑張って頑張ってほんとに辛くなった時はもうその日はすっぱりやめましょう!!
僕は帰りの電車の勉強の時に30分くらい勉強して「もういいかなー」とYouTubeを見たりしていました。(家に帰ったら家事育児で見る時間ないし…)
興味はあったけど今はどころじゃなくて読めてなかった気象に関する本を、勉強のご褒美として読んだりしてました。
気象に関するドラマや映画を見たりするのもいいんじゃないでしょうか?